僧侶誕生

2014年12月、師匠から電話がありました。
「僧階取らないか?」
少林寺拳法は仏教です。
私もなぜか門信徒というわけです。
そこに、師匠からの電話。
師匠の勧めを断るなんてありえません。
しかし、そのときだけは
「申し訳ありませんが、遠慮しておきます。」
まさか、僧侶になるわけにはいきません。
そして2月、本部からメールが来ました。

〇〇様
2月〇日付で、貴殿の師僧より少導師の僧階補任お申込みをいただきました。
つきましては、以下URLより申込内容をご確認いただき、手続きを完了させてください。
(中略)
また、本メールについて、お心当たりのない方は、大変お手数ですが以下までお知らせください。

「えー、断ったじゃん?」
でも「心当たりがない」なんて言えるはずありません。
いろいろと考えた末に、メールは放っておくことにしました。
「メールに気づかなかった作戦」です。
しかし、またメールが・・・

合 掌
日頃より金剛禅の修行に精進されていることと存じます。
この度、4月少導師編入を希望され、道院長より補任請願の手続きを進めていただきました。
その後、マイページからの手続きに進まれていない為、ご連絡させていただきました。
マイページ、各種申込み手続きの僧籍編入・補任手続、手続きするボタンにお進みください。
締切は2/28となります。
ご不明なことがございましたらご連絡ください。
結 手

やばい。
でも、2月28日まで私はメールに気づかないんだ。
しかし、ある日のこと、道場で師匠に
「〇〇君、本部からメール来てるよな。今夜すぐに手続きをしておくように」
まずい、師匠は知っている・・・
道場から帰宅するとすぐにパソコンを開いて手続きを完了させました。
しばらくしてから、またメール。

〇〇様
2014年2月28日付で、少導師の僧階補任が承認されました。おめでとうございます。
(中略)
なお本メールについて、お心当たりのない方は、大変お手数ですが以下までお知らせください。

はい、心当たりあります。
確かに申し込みました。
そして、4月。
輪袈裟が届きました。
まあ、長年の修業が認められたようでうれしくもあります。
こうして日本にまた新しい僧侶が誕生しました。

少導師2